涙した銭湯

「お父さん!背中、流すから!」と、銭湯の鏡台前に隣り合わせに座っていた青っちに、海舟が声を掛けてきた。

そう言うコトバとか、雰囲気とか、いったいどこで覚えて来たのか?

いや、この際だから、コトバなど何等問題ない。

海舟が、とる行動だからこそではないか!

青っちの思いが、走馬燈のように駆けめぐるのも関係なく、これでもかとボディーシャンプーを「キュッキュッ」と押しながら、泡だらけのタオルを背中にあててきた。

それも、几帳面な性格がそのまま現れているようで、上から下、また上から下、左から右へ、また左から右へと、後ろから懸命さが滲み出る海舟の行動であった。

そこへ、トドメの一言

「お父さん、どんな感じ、気持ちイイ!」

いやぁー、完全に参りました。

サウナと水風呂をあれだけ堪能した青っちゆえ、そう簡単には汗も出ることもなく、からだじゅうサッパリ状態だっただけに、この海舟の行動と、トドメの一言で、一気に青っちの涙腺が崩壊です。

健気に洗う海舟から、

「まだまだこんなもんじゃぁーないからさ!」と、締めの一言。

なにげに東京弁とか言い放ってることなぞも関係ない。

青っち自身、幼稚園時代から、よく、おじいちゃんの背中を洗っていた。

そう、海舟と同じコトバ=セリフを言っていたものです。大阪の父親とも銭湯に行く機会があれば、おじいちゃんの頻度に比べると低いものの、ガッツリと洗っていたものです。

おそらく、父親にしてみれば、まだまだ、自身の子どもから、背中を洗ってもらうような年代じゃない!し、そう気を遣うな!とか思いを馳せていたんではないかと思い感じ瞬間でもあった。

青っちはと言えば、父親の思いも理解できるものの、やはり、素直に感動しちゃいましたね!(ニヤリ)だって、あのおこちゃま海チャンであった海舟がですよ。

2010年は、本当に色んな事が有り過ぎました。

「水害(決して水漏れではありません。(笑))」を乗り越え、家族の諸問題も乗り越えながらの躍進の年に、使命深き・荒永さんとの再会は、青っちのみならず、我が家の大転換にもなるのです。

番台待合室での約束時間をみつめ、海舟と一緒に出た銭湯は、青っちにとって、この2010年を大変意義深く、大いに洗い流せた年となったことを確信したのです。

「有り難う!」と、言う一言。

海舟の眼をみつめながら言い、心の中で何度も「有り難う!」が繰り返されていました。

育児は育自、まさしく、このブログのメインタイトル通りです。

青っちの『わ』は、継続し続けていますが、今日を機に、本格的に復活の烽火をあげました。引き続きよろしくお願いします。

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