カレー作りと懐かしい留学生 inなくいアパート編

ここ10日間、海舟のクラスは「インフルエンザ発症」の生徒さん等が増えては減ってはとシーソー状態が続いていた。直近では、8人の欠席者が続いていて、「学級閉鎖」の案内があってもちっともおかしくなかった。なので、毎日の通学時や下校後の遊びも、常時マスク着用で騒ぎまくっていた海舟だが、今夕ついにダウン。移動先から急遽戻ることができたのだが、休診日でもあり受診は明日だな。

ただ、インフルエンザでもないような気がする。滅多に体調を崩さない海舟なだけに、夕食のリクエストを尋ねると、「カレー」がイイ!と。

てなわけで、速攻でカレー作りに取り組む。

えーと、なになに、、、大根が1/2残っているな。キノコ類が好物でもある海舟だが、今回は、貯蔵ゼロで今からの買い出しでは、食欲のある時間帯にカレーが食せなくなることも考え、じゃがいも・玉ねぎ・にんじん・大根・ニンニクといういたってシンプルな材料で仕込みに入る。今回もニンニクはたっぷり(数は内緒です(滝汗))と使用する。中華鍋で、このたっぷりニンニクとオリーブオイルとで、超弱火で30分かけて焦がさずじっくりと炒める。次に角切りにした鶏肉(もも)を静かに投入。ここから15分かけてさらにじっくりと焦がさず炒める。

事前に1個を4等分にしていた玉ねぎ(大5個)をここで投入。いくら中華鍋と言っても、ニンニクのボリュームと玉ねぎの大切りから、いきなり鍋一杯になるが、ここで焦ることなく、火加減を超弱火から中火に切り替え、丹念に炒めていく。体調の悪い海舟も、後ろから覗き込む。鼻加減は別物らしい!すべてのたまねぎが「しんなり&きつね色」になるまで、15分程度をかけていく。

ここから、時間ない時のみかたである、「圧力鍋」。中華鍋で炒めたものすべてを圧力鍋に移しかえ、じゃがいも(大4個)・にんじん(大2本)・大根(Lサイズの半分)を入れて、きちんと線の位置まで水を入れようとするが溢れかえる勢いだ。この線の位置を守らないと、圧力鍋さんも大変なわけで、栄養満点なエキスを鍋から取りだし一時避難。(あとで使用できるので大事にとっておく)噴いて噴いてくる合図をもとに、鍋ふたを外し、先ほど一時避難させていたエキスを注入し、「灰汁」どりに精を出す。圧力鍋でのカレー作りでこの灰汁どりをしないとかするとか、色々あるようだが、青っちはマイペースで地道な作業に徹する。

ようやく、鍋中の状態が落ち着いてきたら、ルーを入れる。今回はここで、鶏ガラも注入する。塩類に塩こしょうは一切使用せずに来た。最後のフィニッシュとして、牛乳150ccを一気に入れ、鍋底を焦がさないよう、ゆっくりにじっくりと優しくまぜながら、カレーの状態を見渡す。(ヨシ!)

味見しないのぉーと、どこか遠くより聞こえてくるかの小声を、「カレーは味見しないよ、いつも!」と、胸を張って切り返す海舟が皿にご飯を盛りつけ、準備万端のレーザービームを青っちに放ってきた。

「齊藤さんは?」

「ちゃんと、考えてるよ!冷蔵庫からとろけるチーズを一枚、そのご飯の上に置いて用意してて」と、チーズ入りカレーの差し入り準備を整える。(^O^)v

はい!完成!!

うわぁっ [E:note] うまっ [E:sign03]

宮川大輔さん調で表現する、海舟だった。(有り難う)

こうして、どの地域でもカレーを作る青っちだが、今日は、つくりながら、岩大時代を想い出していた。湾岸戦争の直後、マレーシアからの留学生を一間のアパートに5人招いて、何かを振る舞おうとしていた。彼等からは、「まだ、戦争中なので、断食中」と、本当に水も一滴すら飲もうとされない。ならば、期限を決めて、あらためて一緒にカレーでもつくって、食べ合いしようと、青っちから提案した。カレーは日本人には美味しく作れないと吐きつけられたものの時間を経て、カレー作りをなくいアパートで開催。

両方とも、お金がないもの同士で、買い出しから何故か意気投合。そうなんです。青っちには、西本っちゃんという秘密兵器があり、地域でも有名だっただけに、食材購入を彼(実質は、ご実家からの差し入れなんですが…)に任せ、マレーシアの留学制度や今の現地の状況、日本がとても平和でかえって不気味に感じることなど語り合いました。その結果、青っちが提案したカレーなので、ご馳走することにし調達されたばかりの食材を仕込んでいき、後輩が持ち込んで来ていた、「これ?一体何号?」と唸らせる大きさの特大鍋(これは、調理じゃなく、実験等で使用します。)で、作るカレーの完成時間は、5時間ぐらいかけていた。

圧力鍋さんの威力を知らずにいた、初心な青っちでしたね。

マレーシアからの留学生等は、「美味しい美味しい」と、褒めて下さった。あまりにもお代わりをするので、米がなくなったりと踏んだり蹴ったりとバタバタ状態もあったものの、気がつけば、一間のアパートにゆうに20名が入り込んでいた。とても懐かしい黄金の一コマだ。

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