善縁

「縁」とは一期一会と良く云ったモノだ。 ましてや、人と人との繋がりもまた然り。 「何があっても、前向きに!」 「何があっても、朗らかに!」 「何があっても、協力し合って!」と、いう大好きな詩の一部 を今日は、エース君の育ての親御さんに贈りたい。 春を代表する桜や梅、桃、李。桜梅桃李の原理の如く、人に は、その人にしかない個性や役割、使命がある。 適所に配置されると、人は実力を発揮するものだと思う。 比類なき強さを誇った武田軍団。武田信玄のもとには24部将 をはじめ、実に多彩な人材が結集した。 人は、得てして自分と気の合う人ばかりを集めたがるが、信玄 は同じ気質の人を集めることを嫌った。相異なる人間をうまくか み合わせることは、足し算ではなく掛け算になるからだという。 宮本武蔵著の『五輪書』に、兵法の道を大工に譬えてる個所 がある。家を建てるには、木配りをする。見た目によい材木は 表の柱にしたり、多少節があってもまっすぐで強い材木ならば、 目立たないところの柱にする。 一方、親方は大工たちの技量の上中下を知って配置する。 ある者は床の間や戸障子に配置し、腕の悪い者は根太を張ら せ、さらに技量の劣る者はクサビを削らせる。それぞれの能力 に応じて配置することが大切である。 木配りと同様に“人配り”が大切ということ。 人には長所もあれば短所もある。その長所を輝かせていく根本 が哲学を受時し、学び実践し抜くことである。人を見て、その人 にあった働き場所を考えていく。リーダーの要件の一つである。
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