初めての誕生日会

時計の針が午後2時を回る頃から、にわかに部屋が騒がしく なる。今日は、長男の9回目の誕生日会、それも初めての事 だ。13人の強者さん等と1組のお母さまも一緒に参加された。 M女史は、紅一点の参加。男性の各人等は「何で来てんの」 と、発してもどうじないM女史。Tひろ君は今夏自由研究での アイスクリームをプレゼントに持参。更に皆で作ろうと提案も。 M女史は、台所に足を運んで、「手伝いましょうか?」と、大き な子供ちゃんへ詰め寄る。 「…」 大きな子供の顔一面に「おいおい、先制攻撃か」って顔してい るのを、見抜かれ「手伝うだけですよ!」と、かわされるオチ。 昨晩と今朝から仕込んだ、サンドウィッチだが、結果は惨敗。 夜の食卓には、惨敗だらけの品が、良質たっぷりに並ばれ、 大きな子供が一人口にしていた。やはり不人気なであった、 サンドウィッチは、人知れず思いが強かったのだろう。 長男も9回目の誕生日を迎えたかと、青は青で別室にて思い にふけっていた。 産後は、何処に行っても「クレヨンしんちゃん」との異名で親し まれていた彼の使命は、如何なる環境にも順応し、自分の 居場所と共感できうる友との出逢いをつくることだ。 そんな彼も、「お誕生日会」と言う、「お」付きなる会などに呼 ばれるのも初めてであったが、主催するのも初めてだ。 その土地土地の慣習と言えばそれまでだろうが、親参加の 誕生日会など、如何なものかと燻してみたくなる青だ。 S君の「ねぇーねぇー、何でココン家はケーキ出ないの」の問 いへ窮してはいたが、「無いモノは無いんよ」とかえすあたり、 「家の子供が一番」と宣言してる大きな子供は、勝ち気な声 で接する姿は、実に愉快でいた。 小学時代の友人は、大切にしないといけない、旨のみ伝え、 次男と唄の練習。彼は彼で、目下、数字を100まで云うこと や唄を謳うことが唯一の喜びらしい。 日々・月々・年々、変わらぬ心の持ち主で居られますように、 それも無事故・無トラブルであることは前提に。 では、今宵の彼に一足早く、「この世に産まれてきてくれ有難 う」と。そして、今日から益々健康・無事故で、沢山の友人を 作り抜いて、いっぱい勉強も遊びもしっかり自分のために、と。
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