雪日の年の瀬

バスの車中で事件が勃発。年配の方に「刃物をもっているゾ!!!!」と詰め寄った乗客が、座席前列にまで。運転手さんが機転を利かせ、すかさず通報。雪の降りしきる中、大きな子供は、おっかなびっくりモードで、子供等と事態を見守っていたそうだ。年の瀬に出来れば避けて欲しい事件に遭遇した事を、日本橋界隈で連絡を受ける。

午後より予定していた事業の打ち合わせのため、意外に空きスペースが目立つカフェに。紅茶一杯に900円は如何かと。31日とは思えない密度の濃いい話が出来たと思う。

帰りの車中で「三国志」をむさぼりながら読まれてる中学生位の兄妹を見かける。

遙か彼方の歳月に少し旅が出来た瞬間だった。また、ある詩が込み上げてくるのであった。

       「星落秋風五丈原」
                     作詞 土井晩翠
                     作曲 不   詳

    1  祁山悲秋の風更けて
       陣雲暗し五丈原
       零露の文は繁くして
       草枯れ馬は肥ゆれども
       蜀軍の旗光無く
       鼓角の音も今しづか
       丞相病あつかりき
       丞相病あつかりき

    2  夢寐に忘れぬ君王の
       いまはの御こと畏みて
       心を焦し身をつくす
       暴露のつとめ幾とせか
       今落葉の雨の音
       大樹ひとたび倒れなば
       漢室の運はたいかに
       丞相病あつかりき

    3  四海の波瀾収まらで
       民は苦み天は泣き
       いつかは見なん太平の
       心のどけき春の夢
       群雄立ちてことごとく
       中原鹿を争ふも
       たれか王者の師を学ぶ
       丞相病あつかりき

    4  嗚呼南陽の旧草廬
       二十余年のいにしへの
       夢はたいかに安かりし
       光を包み香をかくし
       隴畝に民と交れば
       王佐の才に富める身も
       ただ一曲の梁歩吟
       丞相病あつかりき

    5  成否を誰かあげつらふ
       一死尽くしし身の誠
       仰げば銀河影冴えて
       無数の星斗光濃し
       照すやいなや英雄の
       苦心孤忠の胸ひとつ
       其壮烈に感じては
       鬼神も哭かむ秋の風

    6  嗚呼五丈原秋の夜半
       あらしは叫び露は泣き
       銀漢清く星高く
       神秘の色につつまれて
       天地微かに光るとき
       無量の思齎らして
       千載の末今も尚
       名はかんばしき諸葛亮
       名はかんばしき諸葛亮

情景が偲ばれる詩に、時折時間を忘れるのであった。明年は、「青年・拡大の年」とされている。況や事業は正に待ったなしだ。

関係各位の皆々様へ、
ご健康で、ご多幸で、呉々も健康にはご留意下さい。(^_^)v

Pocket