老親老後、

ここのところ、公私にわたり、「振り返り」と云う作業を行っている。(意外にモチベーションは上がるんだねこれが)長男を良く可愛がってくださった、仙台の某社社長の箇所にきた。昨年の暮れであったか、御元気そうなお姿を写真ではあったが拝見でき何より嬉しく思っている。元祖・牛タンを真っ先にご紹介して下さり、東北をこれ以上走行不能と云わせんばかり駈け抜けた、ご愛用マークⅡ物語も、今尚鮮明に覚えている。青の子供等は本当に善き方々との出逢いに恵まれている。今日も感謝の連続だ。 仕事柄でもあるが、思い考えさせられる良い番組と出会う日でもあった。市原悦子ドラマスペシャル 「黄落、その後」 年老いた親を、年老いた子供が介護する。所謂「老親老後」をテーマにしたドラマ。佐江衆一氏原作黄落老い方の探求を、鎌田敏夫氏が脚色、石橋冠氏が演出されていた。 姑の介護を長年続けてきた千尋(市原悦子さん)は、その葬儀を終え、やっと落ち着いた生活を取り戻そうとしていた。だがそれは、残された舅の智範(小林桂樹さん)との阿修羅の如き毎日の始まりであった。90才になる智範はアルツハイマーの症状を見せ始め、夫・隆文(愛川欽也さん)と千尋は介護を余儀なくされる。ある日、智範は外出したまま戻ってこなかった。 還暦を過ぎてなお、親の介護をしなければならない現実。高齢化社会にあたって、他人事ではなく、逃避できない切実な問題だけに、身をつまされる。日常の介護の様子や介護施設の実態も真に迫っているが、決して重苦しさを伴うドラマではなく、作者と温かな視線とユーモアが巧みに融合されていた。更に云えば、市原さんを始め名優さん等の渾身の演技は言うに及ばず、古都・鎌倉の春秋の風景が人生の最期の輝き重なり、爽やかな余韻を部屋中いっぱいに残してくれた。 kouraku 黄落 新潮文庫」 oikatanotannkyu 老い方の探求 新潮文庫」 ~ 宜しかったら、人気blogランキングへ 応援を ! ~
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