良書とのデート、

4101349185虹の広場で遊び疲れた子供等には、課題である宿題など眼中にはない様子。青っち@本棚から、個々人が好きな1冊を選んでは毎度の読書タイムが始まる。マー君は理科系、長男は重松清ラインもの。次男は辞典ものと、皆座る位置まで暗黙のカタチだ。(#^.^#)

今日の優衣ちゃんが手にした本は、ジョゼフィーン プール著・「絵本 アンネ・フランク」 だった。1ページの重みをズシーンと感じながら読んでいた。

4751522779ふと、裏方として参加した、アンネ・フランクの展示を想い出していた。凄惨な虐殺の写真を前に、涙ぐむ老婦人や、母に手を引かれた幼い女の子が、アンネの直筆書簡をジィーッと見つめる姿。茶髪のに染めた若者が数人、神妙な顔つきで解説文に見入る姿もあった。当時も、参観者の関心は高く、目差しは真剣そのものであった。

幾度か読み終えたのか、絵本を閉じた優衣ちゃんが開口一番に放った言葉がとても印象的だった。

「アンネはとってもかわいそう。でもすごい人だなぁーと思ったよ。生きたいって云う希望をもつユダヤ人はすごい。私は何もできないけれど、ヒトラーを許さない!」と。

「今日ここで見た写真や文は、私の心をかえちゃった。生きる意味を考えないと。私はアンネ・フランク、マルゴット、その他ユダヤ人の分まで、掛け替えのない命を大事にしたいと思ったんだ。だから、きちんと生きていきたい」とも。

感動、怒り、そして決意のあらわれでもあっただけに、少しの間、そのまま耳を傾けた。

1冊の本が、1人の女性に生きる勇気を与えた瞬間でもある。

その紛れも無い事実に、青っちの方が励まされる。良書から生まれる平和運動の真骨頂がここにあることをあらためて思い知らされた。(^_^)v

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