ここにも思い出の本が、

「読書も良いモンですよね!」等々、心温まるお便りを戴く。青っち宅では、図書館をフルに活用している。1人10冊まで借りられるので、カードを4枚つくり、家ン中は、常に数十冊が廻転している。その上、「新作」を注文し、数週間遅れだが購入せずにめでたくGET。長男の「…ゾロリ」シリーズだが、予約倍率は「ポッター」を抜いている。OIL

エース君ママに見せようと取り置きしてた「とっておきの写真」が、急に姿を消した。散々探すのだが見当たらない。大きな子供の手に掛かれば、哀しいかな無くしたと悟らないとやってられない。

探す中、森鴎外の「高瀬舟の背表紙に目がとまる。

takasebuneその昔、顧客から「紹介者」との接点を戴いた地でもあり、今でもあの高瀬川の景色が懐かしく思い起こされる。この作品は、現在で云う「安楽死」という古くて新しい問題を提起しており、あらためて「人間の尊厳」と云うモノについて深く考えさせられた。

また、

何時の頃であったか。多分江戸で白河楽翁候が、政柄を執っていた寛政の頃ででもあっただろう。智恩院の桜が入相の鐘に散る春の夕に、これまで類のない珍しい罪人が高瀬舟に載せられた」…で、始まる冒頭の文章は、暗記したい名文の一つだよネ!

「良い文学作品は、善い友人に似て、人生の伴侶であり、良書との出会いは、胸の底にゆっくりと下りてゆき、時間をかけて熟成する」と云われている。全くその通りだ。

本を読み、人間に対する深い洞察力を養い、自らの心根を豊かにすることは、『人』として必要なことではないかと思う。

多忙な日々においても、本を片時も放さず、とにかく読むということを今年の目標の一つにしてきたが、あながち、学生時代に背伸びをし、古本屋で購入しては仲間等と読んだ本を、今、一冊一冊、手に取り、紐解くと本当に不思議な気持ちになるもんだ。

Pocket

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です