求められてる生き方って、

natume数本の戦略を思考しながら、落とし込み作業へと入っている。青山で活躍中なA社長からの依頼は、面白い展開へと繋げたい。「私の個人主義」を読み終える。年令層に関係なく、更には人事業務を行ってる士業さんや、採用実務担当者さん等はまるんだけどな。

「私の個人主義」夏目漱石(著) より、

私はこの自己本位という言葉を自分の手に握ってから大変強くなりました。彼ら何者ぞやと気概が出ました。今まで呆然と自失していた私に、ここに立って、この道からこう行かなければならないと指図をしてくれたものは実にこの自己本位の四字なのであります。

自白すれば私はその四字から新たに出立したのであります。そうして今のようにただ人の尻馬にばかり乗って空騒ぎをしているようでははなはだ心元ない事だから、そう西洋人振らないでも好いという動かすべからざる理由を立派に彼らの前に投げ出して見たら、自分もさぞ愉快だろう、人もさぞ喜ぶだろうと思って、著書その他の手段によって、それを成就するのを私の生涯の事業としようと考えたのであります。

その時私の不安は全く消えました。私は軽快な心をもって陰鬱なロンドンを眺めたのです。比喩で申すと、私は多年の間懊悩した結果ようやく自分の鶴嘴をがちりと鉱脈に掘り当てたような気がしたのです。

ああここにおれの進むべき道があった!ようやく掘り当てた!こういう感嘆詞を心の底から叫びだされる時、あなたがたは初めて心を安んずる事ができるのでしょう。



「どんな花が好きですか?」

良く尋ねられる一言。また、場面によっては「投げかけしてる」ケースもある。(^。=)

どんな花も、それぞれにワンちゃん等も含め人を魅了する。

日頃からともすれば、他人と比べて、自分を卑下してしまいがち。周囲を気にするあまり、自分の個性を損なってしまうことも少なくない。美しい花々も違いがあってその姿が美しいように、人もまた、ありのまま、そのままの姿がいいってもんだ。

但し!『そのまま』と云っても、『現状のまま』と云うわけじゃぁない。

桜も試練の冬を過ごし、開花への懸命な努力をしてきたからこそ、春に花を咲かせることができるんだから。人も、瞬間瞬間、自らを変革し続けながら、ココロを磨いていく作業を経てこそ、本来の輝きが出てくるよね。

漱石は「私はこの自己本位という言葉を自分の手に握ってから大変強くなりました」と語っている。自分自身に生ききること。自分にしかない花を咲かせゆく人生こそ美しい。一人ひとりが今居るその場所で、そのままの姿でだ。

『素』に対峙して自らと向き合うことによって、自分の中の可能性を最大限に開くことができるのが人生の方程式。青っちの 『わ』の中で、何度も何度も綴っている、『自分らしく』。

私の個人主義    講談社学術文庫 271
夏目 漱石 (著)  価格: ¥693 (税込)

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