信頼からの育児は育自、

開校記念日(休校)明けの長男の目覚めの朝は、T君来宅から始まる(笑)。この頃の時間帯には清々しい顔で何事もない様子で絵本を読む次男。今日もまた表面化する、「喧噪な人間社会に潜む『悪』の縮図」となるニュースがながれる。彼等のココロにどのような「地図」が反映されるのだろう。

「こどもの生活のリズムがおかしいんじゃないか?!」等々、このような声を最近よく耳にする。

起床、就寝時間をはじめ、おやつに夜食等、学習の準備について、ついつい、小言が出てしまうかもしれない。

案外、ここ「が」、意外にも「肝」となる思案のしどころだったりする。

ひとまず、少し立ち止まってから、目の前の子供に接したいもの。

札幌農学校のクラーク博士は、短期間だったが生徒に多くの教育的影響を与えたことで知られている。なかでも数ある富んだ話に、こんな話がある。農学校開校直後、クラーク博士が生徒への訓示でたった1つ望んだこと。

それは「紳士たれ」であった。

ゼントルマンというものは定められた規則を厳重に守るものであるが、それは規則に縛られてやるのではなくて、自己の良心に従って行動するのである」と、それまでの規則を廃止。

生徒は喜び、かえって自分等の行動に責任を持つようになったと。「クラーク先生とその弟子たち」大島正健(著)。

教育は、命令や強制ではない。子供の生命を開き、自発の力を如何に発揮させるかにある。

ヨシ、やろう! という気持ちにさせることだ。

それには、クラーク博士がしたように、子供の中にある良心を見つめ、子供を信頼することではないだろうか。

その温かさが教育の第一歩であり、信頼の2文字から生まれる『育児は育自』の方程式なんだから。

クラーク先生とその弟子たち
  大島 正健 (著) 価格:¥3,150 (税込)

PS、
時に、目標に挑み続ける「地図」の象徴として、日々の「スポーツ選手」の活躍は目を見張る。高橋尚子さんについては、佐藤さんのBLOG(The comeback queen 高橋 復活V 平成乙酉年霜月二十一日)で粋な記事を堪能されるのも良いものだ。

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