『今なすべきこと』

下井草下車、どことなく目蒲線の武蔵新田や下丸子に良く似 てた。温かい雰囲気が一日の始まりと告げてくれるようだった。 今日も善縁を戴く。 シュラブァスティー(舎衛)郊外に「今日は『今を生きる賢者の詩』 について語ろう」と、静かに「詩」を話し始め、「師と弟子」の語ら いが始まる。 過去を追うな 未来をいたずらに思うな 過去は既に捨てられ 未来もまだ来ない 故に、今現在を、今現在においてよく見極め 揺るぐことなく、動じることなく 今現在を明確に知り、実践せよ ただ、今日なすべきことを、心を尽くしてなせ 誰が、明日の死を知ることができよう かの死の軍隊と出会うのは必定 そのように見極めた者は 心をこめて、昼も夜も 怠りなく実践する そのような人を「今を生きる賢者」と呼ぼう そして「心静まる者」とも言おう 詩を話した後、師は一句一句についての詳細な説明を行う。 過去を謙虚に反省したり、未来に対し周到な計画を抱くことは、 非常に大切なことだ。 しかし!その「反省」が、過去への「没入」になってしまったり 「未来の計画」が「夢想」になってしまっては現実からの「逃げ」 にしか過ぎない。 「現在」を正しくとらえるための「過去」の反省であり、「現在」を 正しく行動するための「未来」の展望でなければならない。 「今」の自分を謙虚に見つめ、そして「今」の課題に、全力で取 り組むことを通じて「心静まる」つまり、限りない精神的成長へと、 自己を磨いていけると、この詩は語っているのだと、青は思い感 じた今日である。
Pocket

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です