この曲と栄冠を、

トリノ五輪に出場した日本選手の中でただ1人、18年前のカナダ・カルガリー五輪を経験したショートトラック女子の山田伸子選手(34歳)を応援し続けています。また、昼前から「ガッチリ対話」となった意義深き日を終生忘れないためにも記しておきたい。しっかしモーツアルトか!(*^。^*)

緑の栄冠

作詞・作曲:早川 治子さん

朝日に薫る 清新の
若葉の樹々に 風そよぐ
あふれる光を 身に浴びて
緑の栄冠 ああ めざしつつ

大地ゆるがす 雷いかずち
梢をふるい 樹幹
みきを打つ
夏の嵐の すぎた静寂
しじま
希望の虹を ああ 仰ぎみん

稔りの秋の 黄昏
ゆる乾坤 うつりゆく
高くそびゆる 常緑樹
ときわぎ
群樹の落葉 ああ 低くみん

白雪のもと 根を深く
きざむ年輪 誇らかに
緑の栄冠 ゆるぎなく
理想の大樹に 生
いたたん

この曲は、67(昭和42)年8月、当時の女子学生等の有志によって、誕生した。次代を築きゆく女性として、師弟共戦の決意の歌をつくろうと、作成委員会ができた。

しかし、みんなが納得できる歌詞はなかなか完成せずにいた。その前後に、「起は是れ法性の起滅は是れ法性の滅」の至言を通し、自然界の法則を例に、輝く若葉の季節である学生の時代を、悔いなく送るよう桂冠詩人が激励。「皆さんは今、人生の新緑の季節」…この言葉が女子学生等のココロに響き、愛唱歌の魂が決まるのだった。

それはまさに、小さな若木が風雪を耐えぬき、やがて大樹に成長するかのように、「あふれる光」を受け止めて、「理想の大樹」と育ちゆこうとの決意が、歌詞に託されている。また、明るく爽やかなメロディーは、気軽に口ずさめるようにと、有志により、苦心して作曲された。

当時、日本各地の大学では学生運動による偏狭なイデオロギーの嵐が吹き荒れては、激動の時代に「緑の栄冠」の清々しさは新鮮に響くでのあった。

若さにまかせて突き進む学生運動の荒々しさに対して、「緑の栄冠」には、『師弟に生きる喜び』と『自身の成長への誓い』『社会変革への清々しい気概』が込められている。

「緑の栄冠」の「緑の」には、「生命の」という意味があり、「生命の栄冠」「人間としての勝利」という思いが込められている。

清新の息吹に燃えて、溢れんばかりの師の慈愛を受けて「緑の栄冠」を目指して成長していこうとの決意があらわされ、人生の過程には、雨も嵐もあり、大地を揺るがすような激しい嵐があってこそ、その後に『希望の虹』が大きくかかる。

苦難に挑戦し、希望をもって乗り越えていく強い生き方をあらわしている。また、木々の緑が、紅葉し、やがて落葉していくような、時とともに移ろいやすい生き方では無く、『高くそびゆる常緑樹』のように、普遍の哲学をもち、人間として崇高な正しい生き方を目指す、との思いが込められている。

大地に、『根を深く』張り、冬の厳しさに耐え抜いてこそ、立派な年輪
を刻めるように、生涯「学(まなび)」を求めて、心肝にそめ、求道心を持って誇らかに年輪を刻みながら、『理想の大樹』に成長していく誓いが込められてもいる。

この曲から、清々しい中にも熱き強い思いを感じるのは自分だけではないだろう。

PS、
9分間」。『いろいろなご苦労もあると思いますが、前原代表にも、しっかり頑張ってもらいたい!』とは小泉首相。これが全てを語っていた。

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