ひとの豊かさ、

一豊と千代が織り成す「ひとの豊かさ」について、という視点で毎回放映を楽しみにしている一人。どうも歴史モノは「?」と敬遠気味な方々には、この「功名が辻」は正に打って付けかと思う。随所に千代役である仲間由紀恵さんの「ってなわけないっしょ!」とツッコンダリはあるものの、それら多くも含め逆に楽しめたりもします。(^_^)v

この「ひとの豊かさ」について、少し角度を変えて見てみる。「功名が辻」を観る感覚で、この「国連開発計画(UNDP)」を手に取ると非常に分かりやすく読め且つ学べる。

そう!「ひとの豊かさを測るものは、何であろうか!」との真っ直ぐな問いにあるこたえを導き出されている。

(UNDP)では、16年前から平均寿命、就学率等の指標をもとに、国民生活の豊かさを示す「人間開発報告書」を発表している。

昨年、日本は177ヶ国・地域中11位。調査が始まって以来、次第に順位を下げ、遂に「ベスト10」から転落した。(ちなみに1位は、5年連続でノルウェー。)

報告書では、「武力紛争が開発指標表の最下位へと向かう最も確実且つ、最短の道の一つ」であることが指摘されている。

日本の順位が下がったのはなぜだろうか?!

社会人が大学に戻る例が少ない等、「生涯教育」の面で得点が低かったからだと云われている。経済的には発展しても、社会に出てからの『ゆとり』や『学ぶ意欲』に欠けているのだろう。

女性の社会進出度では、前年の38位から43位に後退。女性の地位についての発展途上国ぶりも相変わらずだ。これらの調査結果を見て、あることを思い浮かべずにはおれなかった。

軍国主義の最中、小学校の校長職に身を投じ、新渡戸稲造氏とも旧来の中でもあったある教育者は、軍事や経済的競争から、最終的には『人道的競争』の時代が到来することを訴えた。そして、自ら女性教育の充実と生涯学習の確立に取り組んでいる。この卓見と実践は、時代の進展とともに更に脚光を浴びるのだ。

国連開発計画(UNDP) 人間開発報告書(2005)
 国連開発計画(著),UNDP=(著),横田 洋三,二宮 正人,
 秋月 弘子
 出版社:国際協力出版会 価格:¥5,040 (税込)

※読み応えはあります!でも、読み方を楽しめば意外な発見も楽しめるモノ。(#^.^#)

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