大楠公から、

月末に行われる、長男参加の地域合唱祭については、幾度と紹介している。快晴の今日、長男女児と地域の責任者さんの4名で、大田区で開催された、「首都圏40周年記念合唱祭」という本物に遭うため参加した。遂に、長男が自力で「下丸子」の地を訪れたことになる。

千葉の方々は、「ふるさと」に「野ばら」を。

小平の方々は、「スマイル アゲイン」を。

渋谷の方々は、雪国バージョンの「野に咲く花のように」を。

神奈川の方々、「Oh!Happy Day」を。

埼玉の方々は、「ヒマラヤの如く」を。

そして、とりとして登場された、富士少年希望少女合唱団。この団は、結成して「40周年」と歴史ある団。40星霜を前に、団の結成を提案された桂冠詩人は、今年の結成(9月23日)記念日に際し、詩人らしい激励の詩を寄せている。

富士の山 少年少女の 歌声は 勝利のリズムで 世界に響かむ

そんな団が唱った曲が、「桜花縁」と「太陽に手を差し上げよう」だ。

当然、長男は、富士少年希望少女合唱団についての予備知識はゼロ。一切の先入観を入れず、彼自身が「得る心根」を大切にしてほしかったからだ。

無論、行事の終わりに、I副理事がご挨拶されたことも、彼にすれば、何れの未来で「その意義深き価値」を分かることだろう。

帰宅後、彼は開口一番、「スゴイ!凄すぎる!!」と大きな子供に報告していた。

「本物は違うね!」と、別件の報告も兼ね、青っちの方へ寄って来た。

「「何が、どう違う?」」

「そうだねぇ、笑顔かな。うん!本気の中に、全員が笑顔なんだぁー」と。

「「…良く見つけたな。」」と、云いながら長男を見つめる。当然ヒヨっコチームであり、技術面など話しにならないぐらい彼にでも分かる。それよりも、目標と目的に向けての「モチベーション」。

更には、あらゆる面においての「気持ちの切り替え」に目が留まったことは、掛替えのないお土産になったのだろう。

今、彼の頭の中は、参加者一同で唱いあった、「大楠公」の歌詞でいっぱいだ。これは、過去の今BLOGでも紹介している曲。

節目の日に寄せて、 平成17年5月20日

静かなるスタート、    平成16年5月20日

っと、日にちが一緒であることは、それなりのことなのだ!(^_^)v

「大楠公」

青葉 茂れる 桜井の
里のわたりの 夕まぐれ
木の下 陰に 駒とめて
世の行く末を つくづくと
忍ぶ鎧の 袖の上に
散るは涙か はた露か

正成 涙を打ち払い
我子 正行 呼び寄せて
父は 兵庫に 赴かん
彼方の 浦にて 討死せん
汝は ここまで 来れども
とくとく帰れ 故郷へ

父上 いかに のたもうも
見捨て まつりて 我一人
いかで 帰らん 帰られん
この正行は 年こそは
いまだ 若けれ もろともに
御供 仕えん 死出の旅

汝を ここより 帰さんは
われ 私 の 為ならず
己れ 討死 なさんには
世は 尊氏の ままならん
早く生い立ち 大君に
仕えまつれよ 国のため

「親子の別れの唄なんだよ」と。 OIL… (違うっしょ!頼むから、)

せっかく子供等の思いが詰まった気持ちに、耳を傾けていた矢先、メガバンク勤務で、今月CFPなるお受験を控えておられる親子の会話に『待った!』をかける青っち。

「南北朝時代については、お父さんに尋ねてね。その時代、有名な楠木正成が、決死の覚悟で戦いに旅立つんだけど、正成の子、正行も父と共に戦おうとするんだけど、父の正成が止めて云うんだよ。『早く生い立ち 大君に』とね」。

難しいことじゃなく、よく○○さんを目標に!とか、昔で云えば、自らの父君を目標にって、あるけど、そういう次元ではなく、「父から見れば、自分より遥かに大きく育って、思いや願いを含め、自身を超えるように」と解釈しているけどね。

だから、青っち宅は、単なる「別れ」ではないと教えてるよ。

きょとんとするその子の耳元で、「きみのパパは、大事なテストが待ってるから、そのテストが終わってからママにも手伝って、ドンドン質問したら」と囁いた。

今話「関ヶ原」なる功名が辻を観たのだが、楠木正成がらみから観ていることもあり、無論真剣にドラマに目を向ける。この「関ヶ原」だけは、もう少し丁寧な構成であってほしかった。あまりにも無理があり過ぎた。

ただ、来週45話(三成死すとも)は、脚本家・大石 静さんの神髄とも云える作品。千代と一豊の言動を如何に美しく綴られているのか、今から楽しみでならない。(#^.^#)

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